研究課題/領域番号 |
10680194
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
飯高 茂 学習院大学, 理学部, 教授 (20011588)
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研究分担者 |
水谷 明 学習院大学, 理学部, 教授 (80011716)
藤原 大輔 学習院大学, 理学部, 教授 (10011561)
川崎 徹郎 学習院大学, 理学部, 助教授 (90107061)
黒田 成俊 学習院大学, 理学部, 教授 (20011463)
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キーワード | 数学教育 / 学習指導要領 / 高校数学 / 数学基礎 / コンピュータ / 情報教育 / 中等教育 |
研究概要 |
本研究の目的は高校での数学教育の根本的な在り方を研究することにある.丁度、学習指導要領の改訂作業の実施と同時期に当たったので、次期学習指導要領に直接関連するテーマで研究を行った。 1. 98年9月11,12日に学習院大学にて「数学教育の会:夏の集会」を開催。 出席者:数学教育関係者(小学校・中学校・高校の先生がた16名 大学、大学院で数学教育に携わる方43名 文部省関係5名 他13名 総計77名 高校での新科目「数学基礎」の内容はいかにあるべきかについての討論が川崎徹郎、植野義明、佐藤修一諸氏をパネリストにして行われ、活発な討論があり、数学基礎のあるべき姿が明らかにした。 「情報に関連した数学教育はどうあるべきか」をテーマにした白石和夫による講演が行われ、次期学習指導要領における数学とコンピュータ関連の科目のあるべき姿が明らかにされた。 2. 98年8月16,21日に韓国の忠北市で開かれた東アジア数学教育国際会議で特別講演“Mathematical problems in Japanese university entrance examinations"を飯高が行い、研究成果を公表した。 3. 99年の1月9,10日に学習院大学にて「数学教育の会:冬の集会」を開催。 出席者:数学教育関係者(小学校・中学校・高校の先生がた13名 大学、大学院で数学教育に携わる方38名 文部省関係4名 他14名 総計69名 小川 束、木村良夫(神戸商科大学)による講演が行われ「数学基礎」について研究した。 4. 数学教育の会:数学教育研究1号1999年1月 を刊行し成果を公表した。
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