• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

森林資源を理解するための樹種識別用木材データベースの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10680209
研究機関大阪府教育センター

研究代表者

小南 鉄雄  大阪府教育センター, 科学教育部産業教育室, 研究員兼指導主事 (20215403)

研究分担者 阿部 政之  大阪府教育センター, 科学教育部産業教育室, 研究員兼指導主事 (30311468)
山住 一郎  大阪府教育センター, 科学教育部理科第二室, 研究員兼指導主事 (80280832)
江坂 高志  大阪府教育センター, 科学教育部理科第二室, 主任研究員 (30150238)
キーワード針葉樹 / 広葉樹 / 輸入木材 / 国産木材 / 組織標本 / 北米材 / データベース / 樹種識別
研究概要

日本国内で流通している木材約100種の樹種についての樹種名、樹姿、木材、組織構造、産地の様子等についてのマルチメディア対応データベースの開発のための、平成10年度研究実績は以下の通りである。
1 国産及び輸入木材樹種の調査、写真撮影等各種データの入手
(1) 10月に北海道、木曽、屋久島へ出かけ産地の様子とともに、各種樹種(エゾマツ、ヒノキ、スギ、アスナロ、ネズコ等)の樹姿、葉等の調査と写真撮影を行った。また、これらの木材及び丸太も入手した。
(2) 11月に北米(アメリカ、カナダ)西部(針葉樹産地)に行き、ポートランド、シアトル、オリンピック半島等のダグラスファ一、ヘムロック、ウェスタンレッドジーダ、レッドウッド等の樹姿、葉、樹皮の調査及び写真撮影を行った。また、東部のアリグニ一高原にも行き、広葉樹の調査と共にレッドオー久メープル、イエローポプラ等の写真も撮った。さらに、後者では製材所の見学も行った。
2 木材片の撮影及び組織標本の作成
(1) 1で入手した以外にも木材輸入業者等から、各種木材片を譲り受け、これの表面を仕上げ、データとして各種木材を写真を撮った。
(2) 各樹種によって組織構造が異なっているので、木材片から木口、柾目、板目面の組織標本を作成し、顕微鏡写真とした。
3 データベース化
1、2、3で得られたデータは現在ファイル中である。一部の樹種については、ホームページ画面として作戒した。なお、これの自由検索、画像処理については各種ソフトを用いて研究中である。

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi