• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

教員養成におけるパソコンネットワークシステム指導のカリキュラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 10680219
研究機関鳥取大学

研究代表者

山岸 正明  鳥取大学, 教育地域科学部, 教授 (20031924)

研究分担者 安藤 由和  鳥取大学, 教育地域科学部, 助教授 (80150358)
西田 英樹  鳥取大学, 教育地域科学部, 助教授 (60032166)
キーワード情報処理教育 / 教師教育 / ネットワーク / 大学教育 / サーバー管理
研究概要

義務教育の学校現場に導入されているコンピュータシステムのほとんどは、Windows NT ServerをOSとしたものとなっている。その理由は、現在最も普及しているパーソナルコンピュータのOSがWindows95/98であり、その操作が出来ればWindows NT Serverの操作が比較的容易に習得できると見られているからである。このことは本研究でも確かめることができた。
本研究では、Windows95/98とワープロ等のアプリケーションソフトウェアの知識と操作技術を持っている人を想定し、Windows NT Serverの運用・管理の基礎的な知識と技術を習得する、教員養成向けカリキュラム開発を行った。大学の教員養成課程の授業を想定し、15週の内8週でWindows NT Serverの基本的な学習ができることをねらったカリキュラムである。学習内容は、「ネットワークの基礎的な知識の講義」、「パーソナルコンピュータの再インストール」、「Windows NT Serverのインストール」、「ネットワーク構築とユーザー登録」、「クライアント用パソコンの設定」、「ファイルやCD-ROMドライブの共有設定」、「Windows NT Serverの管理操作」、「SCSIボードとLANボードの接続及びメモリー増設」とした。これらの内容を8週間で学習できるテキストを作成した。テキストは自学自習ができるように、操作画面を多くし、操作画面はカラー提示とした。説明も黒、青、赤を使い分けて、理解しやすいテキストにした。
テキストを使って、現職教員15名、学部学生2名、大学院生2名に対して、約7週の時間に相当する学習を行った。わずかの補足説明で、テキストを見ながらパーソナルコンピュータを操作して、学習目標を達成することができた。

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi