研究課題/領域番号 |
10680220
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
多和田 眞一郎 広島大学, 留学生センター, 教授 (50134747)
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研究分担者 |
深見 兼孝 広島大学, 留学生センター, 助教授 (20173312)
高橋 顕志 広島大学, 学校教育学部, 教授 (10137317)
水町 伊佐男 広島大学, 教育学部, 教授 (50056199)
橋本 敬司 広島大学, 文学部, 助教授 (40253124)
堀田 泰司 広島大学, 留学生センター, 助教授 (40304456)
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キーワード | マルチメディア / 教育支援システム / 日本語教育 / 音声 / 言語と文化 / 認知類型 / 教授法 |
研究概要 |
日本語の音声と異文化適応問題にかかるCAI教材の開発。構成は以下のとおり。1、日本語の依頼・謝罪・交渉に関する教材。多層式システムにより依頼・謝罪・交渉の言語要素・非言語要素を学習させる。(1)どんな言語表現を用いるか-三択問題。(2)どう用いるか-話題の切り出し・終結、表現提示順の並び換え問題など。(3)その表現を用いる際の対人距離、動作、表情、服装など-ビデオ教材。(4)その表現のイントネーション、プロミネンスなど-プロソディーの学習。(5)その表現の正確な発音-特殊拍、子音・母音の学習。(6)総まとめとして、インタラクティブな談話展開CAIによるテスト。2、日本語IMを用いた音韻論的教育。(1)音声学的・音韻論的能力の初期評価。(2)弁別訓練。(3)分節訓練。(4)語レベル聞き取り訓練。(5)文レベル聞き取り訓練。(6)聞き取り評価プログラム。 以上を受けて、最終年度の次年度は、次のような計画で進める。1、コースウェアーの作成(1)発音、聴解、関連事項のMENUとディレクトリを検討する。(2)教授法と関連づける。2、マルチメディア教育支援システムの運用 3、教育効果の測定と進教授法の開発 (1)CAIを用いた場合の教育効果の変化について多変量解析する。(2)音声認知、映像認知等についても調査し、マルチメディア教育支援システム教材に対する、認知類型、興味の変化、授業疲労度の変化等を調査する。4、システムの本格的運用 5、マルチメディア教育支援システムを導入した新しい教授法の開発 6、研究報告書の作成
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