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1999 年度 実績報告書

佐賀県における地域密着型の科学・情報処理教育

研究課題

研究課題/領域番号 10680223
研究機関佐賀大学

研究代表者

溝西 つよし  佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (20034019)

研究分担者 大隅 秀晃  佐賀大学, 文化教育学部, 助教授 (70176882)
石原 秀太  佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (90168253)
三原 信一  佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (90039256)
中村 聡  佐賀大学, 文化教育学部, 助教授 (30274567)
岡島 俊哉  佐賀大学, 文化教育学部, 助教授 (60224002)
キーワード科学教育 / 情報教育 / 情報通信 / 情報処理 / 地域密着型 / 情報機器
研究概要

近年エネルギー問題・情報教育の諸問題がクローズアップされている。環境問題に対応する太陽光発電など様々な技術開発の実用化を視野に入れた最新の研究・開発状況、JCO東海事業所の事故に関する資料収集、東京都清掃センター(夢の島など)の取り組みなど他数件の環境問題対応プロジェクトを視察し、科学・環境教育の教育素材として用いている。また、火山の噴煙を例とした大気循環に関して、また、ダイオキシン類を例として微生物による環境浄化に関する講演等が行われ、最新の研究成果の情報を提供いただくと共に、各々の機関で行われている教育の現状に関しても多くの情報を得た。プロジェクト期間内に、科学・情報教育シンポジウムを2回開催して一般市民、行政担当者、中学校、高等学校教諭の間で討論を行った。本シンポジウムの結果は図書として出版される。また、2回目のシンポジウムについては、新聞において2面分が割かれて講演者の発表概要が紹介されるなど社会的に大きな反響があった。シンポジウムの開催の前後、科学・情報処理教育の中核として位置付けられている数校(中学校、高等学校)の担当教員との意見交換が行われ、地域(佐賀県)における科学・情報教育に関する問題点などをまとめた。その結果を視野に入れながら、佐賀大学文化教育学部と中高等学校間双方向情報通信、情報の共有などの新しい科学情報教育システムの確立にむけた体制が始動しつつある。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 大隅秀晃: "学外体験実習(環境放射線体験学習)の成果について"佐賀大学文化教育学部研究論文集. 3集2号. 141-151 (1999)

  • [文献書誌] 岡島俊哉 ら.: "化学反応のアニメーション化・ライブラリー化とそれを教材として活用するために"佐賀大学文化教育学部研究論文集. 2集2号. 135-141 (1998)

  • [文献書誌] 岡島俊哉: "化学反応の視覚化の教育現場での実践"化学と教育. 48・2. 98-102 (2000)

  • [文献書誌] 岡島俊哉ら: "化学反応のアニメーション化・ライブラリー化とそれを教材として活用するために(2)"佐賀大学文化教育学部研究論文集. 3集1号. 333-342 (1998)

  • [文献書誌] 溝西つよし 他: "科学・情報教育の現状と課題"佐賀大学教育実践センター論集. (発表予定).

  • [文献書誌] 科学・情報処理教育シンポジウム(I): "溝西,三原,大隅,岡島他"昭和堂印刷 (出版予定). (2000)

  • [文献書誌] 科学・情報処理教育シンポジウム(II): "三原,岡島,溝西他"昭和堂印刷 (出版予定). (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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