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(1)平成10年度に上記予備調査と第1次本調査を実施、有効回答271票を得た。集計結果と考察は平成11年のLET全国研究大会で発表。
(2)平成11年度は10年度の調査結果を踏まえて、メディアの活用頻度の高い学校のモデルを数量化により作成した。その結果、教師の年齢構成や英語の学力に対する考え方が、メディア利用に影響していることが判明したので、百名の教師に第2次予備調査を実施した。次に、「教育メディア学会」での発表をはじめ、研究成果の還元活動を行いつつ情報収集を実施した。モデル候補として上がった東京学芸大学付属中学校で授業録画を実施した。
(3)平成12年度は、前年度の調査結果から「教師の英語学力観」について、第3次調査を実施した。全国1千人の英語教師を対象に郵送による調査を実施した。詳細は報告書「外国語教育メディア利用状況調査」を参照されたい。トピックスとしては、初年度、文型練習は語学ラボラトリーからコンピュータのある情報処理教室に文型練習を期待する傾向がみられたこと、2年度メディアを多く利用する学校は比較的多人数の英語教師が勤務する学校であること、3年度、教師の学力観は若手ほど内容面の指導にられるが、学生時代に受けた教授法からも影響され、教員養成課程や現職研修を今後充実してゆくことなどが、今後、重要であることなどが、判明した。
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