• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

計算の概念的理解に焦点をあてた教授介入の効果

研究課題

研究課題/領域番号 10680261
研究機関信州大学

研究代表者

天岩 静子  信州大学, 教育学部, 教授 (60060688)

キーワード計算過程 / 概念的理解 / 教授方法 / 計算エラー
研究概要

本年度は、「計算の概念的理解に焦点をあてた教授介入の効果」を検討するための準備段階として、次の2点の調査を実施した。
1. 小学校3・4年生を対象に、引き算・かけ算を解く際の手元をビデオカメラで拡大撮影し、幾つかの典型的な計算エラー(誤った計算過程)を得ることができた。これらは平成11年度の調査において、なぜ計算エラーが生じたか、その計算過程を考えさせる際の材料として用いる予定である。
2. 個別インタビューによって、引き算・かけ算の概念的理解の水準を調査した。質問は、一般的にはあまり行われない内容で、かつ子ども達が計算の概念的理解(意味)をどのように捉えているかについて判断できるように工夫したものであった。(例:引き算---400-217の計算で、百の位から借りた数はどこにいくのか。かけ算---132×54の計算をする場合に、132×50と132×4を計算してから両方の答えを足してもよいか。)平成11年度に行う教授介入後に、概念的理解の変化について検討する予定である。

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi