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2001 年度 実績報告書

日本人大学生の英語ライティング時における共通の誤り

研究課題

研究課題/領域番号 10680286
研究機関会津大学

研究代表者

IZZO John  会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (50254107)

キーワード英語 / ライティング / 誤り / 日本人 / 大学生 / データベース / 分析 / 分類する
研究概要

木研究は日本人大学生の英作文における共通の誤りを確認する4年間のプロジェクトである。10大学の学生の英作文を集め、その中の誤りを分析、分類しデータベースに入れた。データベースは11、184の誤用分類リスト作成に使われた。研究期間中10大学の日本人学生が書いた391の英作文を誤用確認のために調べた。英作文はおよそSS、000語を含み、使用頻度数の高い1、020語のランク別リストを作成した。この1、020単語は調べた英作文全体の単語の88%を説明している。本研究で調べた使用頻度数の高い単語のリストは最終報告書に含まれている。
最初の1年間は本研究の情報収集や学生の英作文を集めた。副査は日本の国公立大学79校、私立大学81校、計160校に送った。しかしながら、たった16の大学(7国公立、9私立)から回答が寄せられた。調査は英作文を教えている教員へのアンケートも含み、国公立大学10校、私立大学21校、明示されていない2大学の教員から回答があった。大学の調査に加え、英語教育に関連する情報を得るために調査を120校の高校にも送った。回答がきたのは15校で非常に低い数字だった。この調査結果の表は最終報告書に含まれる。
残りの3年間は大学生の英作文を調べ、最終報告の大部分を占めるデータベース及び単語リストの作成をした。単語選択、単語脱落、単複形、句読法、不必要な言い回し、そして綴りなどの基本的な誤りがデータベースの過半数を占めた。基本的な誤りからわかるのは、日本のほとんどの大学生は英作文を書く機会が非常に少ないということである。良い内容の英作文を効果的に書くための技術を伸ばすために、大学と同様に高校生の英作文能力に対するより深い研究が必要である。現在はほとんどの学生がこの技術を持っていない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] イゾー, ジョン(Izzo, John): "日本人大学生のライティングにおける共通の誤り"39th. Annual Japanese Association of College English Teachers Convention Proceedings. November. 93-94 (2000)

  • [文献書誌] イゾー, ジョン(Izzo, John): "日本人大学生の英語ライティングにおける非文構造"Center for Language Research 1999 Annual Review. 133-140 (2000)

  • [文献書誌] イゾー, ジョン(Izzo, John): "大学教員による 日本人大学生の英語ライティングの誤り"Center for Language Research 1998 Annual Review. 117-122 (1999)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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