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1998 年度 実績報告書

特定問題向き並列計算機アーキテクチャの自動合成

研究課題

研究課題/領域番号 10680331
研究機関筑波大学

研究代表者

白川 友紀  筑波大学, 構造工学系, 助教授 (20112021)

研究分担者 山下 義行  筑波大学, 電子情報工学系, 助教授 (20220353)
キーワード並列処理 / 並列計算機 / 専用並列計算機 / 自動合成 / 並列化コンパイラ / 自動並列化 / 最適接続 / プロセッサ間通信
研究概要

1. まず、プログラム開発などに使用するため、パーソナルコンピュータやPCパーツを購入した。
2. 並列計算機アーキテクチャ自動合成のために以下のプログラムを開発した。
(a) ユーザのプログラムから並列性を抽出するプログラムを作成した。
(b) 並列に実行できる各タスクの計算量を推定するプログラムを作成した。計算量の推定は、繰り返し計算では2回分だけ計算を実際にワークステーション上でトレースしてみることにより推測した。
(c) 計算量に応じてタスクにプロセッサなどの資源を割り付けるプログラムを作成した。
(d) タスク間の依存関係と通信量に応じてプロセッサ間の接続情報を出力するプログラムを作成した。
(e) 各プロセッサで実行するべきプログラムを出力するようにした。
(f) 実際に並列計算機を作製するために、一つのプロセッサ当たりの通信路の数に上限を設定する事ができるようにした。
3. 上記のプログラムのアルゴリズムなどを成果として英文で発表するため論文を作成し、英文の校閲を依頼して投稿準備を行った。
4. 来年度に実際の問題について専用の並列計算機を構成し評価するため、新しいバージョンのソフトウェアのリリースを待って、VIHDL記述での設計ソフトOrCAD Captureのバージョンアップと、シミュレータOrCAD Expressの購入を行った。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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