研究分担者 |
塩 雅之 筑波大学, 電子・情報工学系, 助手 (60302395)
富田 康治 通商産業省, 工業技術院機械技術研究所, 研究員 (80357574)
池田 靖雄 埼玉短期大学, 情報処理学科, 講師 (10279599)
細野 千春 筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (20108294)
五十嵐 滋 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (80027367)
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研究概要 |
実時間プログラム・システムの検証に関する研究は,現代のプログラム理論において重要な問題の1つである.本研究では,解析的意味論を基にした解析的同値理論及び実時間プログラム検証体系SOFA,エンヴェローブ理論tense arithmetic等により,実時間プログラム・システムの検証系を構築した.解析的意味論で用いられるν-定義可能行為はプログラムを高階の数学理論の言語で表現するものであり,数学的,論理的に厳密な理論を展開することができる.またSOFA等の実時間プログラム検証体系はビークルの制御系や生ピアノの自動重奏システムなどの連続的に変化する外部の物理系を離散的に制御するプログラム系を検証するシステムである. 本年度は主に ●tense arithemeticの基礎理論の構築, ●連続変化外部系を離散的に制御するプログラム系の, tense arithmeticによる検証・解析システムの研究, を行なうとともに,実時間システムの例題のひとつである音楽情報処理分野においては,楽曲構造に着目することにより, ●実時間重奏システムの形式的理論的表現, ●演奏ルールの形式的理論的表現 等を研究した.
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