研究概要 |
1. 基本的な2次元ワープアルゴリズムとして従来から検討してきた,カラムワイズアルゴリズムに替わる高速アルゴリズムとしてピクセルワイズアルゴリズムを開発した.これにより計算量を9^N/Nのオーダーで低減できた.この成果を国際学会(ICPR'98)に発表した.(画像のサイズN×N) 2. 上記アルゴリズムを文字認識と音声認識に適用し,その成果を電子情報通信学会論文誌と九州大学システム情報科学研究科報告に,それぞれ投稿,発表した. 3. 上記ピクセルワイズアルゴリズムの計算量が,いぜんとしてNの指数オーダーである点を問題と考え,文字認識や音声認識への応用に特化した高速アルゴリズムを提案した.これにより画像サイズへの計算量依存性は多項式オーダーに低減される.評価は平成11年度の課題となる. 4. 研究の効率的な推進のため高速ワークステーション(DIGITAL Personal Workstation 600au)を購入設置した.
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