2年目にある11年度の目標 (1)ジョイスティック型とあわせマウス型の並進運動入力装置のインターフェースの評価。 (2)回転運動を、S^2上の軌跡として表現するオイラー角を要素とする3次元ベクトル表現など複数の表現方法に対する主要な運動成分を抽出する数値計算アルゴリズムの検討。 (3)試作装置を用いて3次元ポインティングの回転運動の入力指示の基本機能の評価。特に、インターフェース評価においては、入力装置のハード面での改良にくわた複数の評価尺度からの検討。 のうち、(1)と(3)については、順調に進捗し機能的に市販装置に劣らず、安価に実現できる事をしめす事ができた。マウス型の入力装置についてはジョイスティック型とあわせ市販装置と同等の回転運動インターフェース性能を示した。 (2)については、数値計算アルゴリズムを検討しプログラムを作成し始めた。 来年度は、主要な運動成分に基づく定性的な運動表現およびその表現能力についての評価を行う。
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