研究概要 |
国際核融合実験炉ITERで代表される標準的トカマク炉のスケールを小型化することを目的として,プラズマ半径a,トーラス大半径R,オーム加熱コイル磁束パラメーターξ,プラズマとトーラスコイル導体との距離△,非円形度κ,最大超伝導コイル磁場Bmax等がトカマク炉のスケールに対してどのような影響を与えるかを解析した。また電子密度をきめるグリーンバルド係数,ベーター比をきめる正規化ベーター値,閉じ込め改善度を表わすHパラメーターがトカマク炉のスケールに対してどのような効果を持つかを総合的解析的に調べ,小型化への有効な要因を示すことができた。
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