研究概要 |
陽子線ラジオグラフィ法を用いて金属細管内の強制対流沸騰二相流の流動様相が熱流系によってどのように変化するかを高速度ビデオカメラを用いて可視化を行い調べた。実験に使用した流体は水で,細管径は1.0〜2.0mm,発熱長は30mmと60mmについて,最大熱流系3.0^1×10^5w/m^2まで行った。流動様式は気泡流,スラグ流および環状流が観察され,これらの挙動を高高速ビデオから定量化も行われた。サーブクール沸騰では発熱長が30mmと60mmを比べた場合,同じ熱流束では,発熱長が短い方が上流側の影響を受ける。 また細管径(0.25〜1.0mm)が非常に小さいヒートパイプ内の沸騰凝縮時の様子を高速度ビデオカメラを用いて可視化を行った。
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