研究課題/領域番号 |
10680533
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
工藤 純一 東北大学, 大型計算機センター, 助教授 (40186408)
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研究分担者 |
田村 正行 国立環境研究所, 社会環境システム部, 室長(研究職) (90109900)
川村 宏 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40169769)
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キーワード | ノア / シベリア / 森林火災 / ロシア / 画像 / NOAA / 極東 / 森林回復 |
研究概要 |
平成12年度は本研究の最終年度のため、これまでの研究成果の取り纏めを中心に本年度の主な研究計画の実績概要について述べる。 1 海外の研究機関を訪問して研究成果の評価を受けること (1)アラスカ大学国際北極圏研究所赤祖父俊一所長(米国) この研究所は、極域を含む北方地域の研究に関して早くからリモートセンシングの手法を取り入れて多数の成果および実績を得ており、この分野では最先端の研究を行っている。特に今回は本研究が提案するノア画像を用いた火災解析方法の評価を受けた。 (2)米航空宇宙局ゴダード研究所(NASA Goddard Space Flight Center)Comptom J.Tucker教授(米国) Comptom J.Tucker教授はノア画像を用いて正規化植生指数を提案した研究者で、地球規模でのノアデータの収集と解析を行っている第一人者である。今回は本研究で提案する森林火災の回復評価方法について、専門の立場から評価を受けた。 (3)米海洋大気庁地球データセンター(NOAA National Geophysical Data Center)C.Elvidge研究員(米国) この研究所はノア衛星自体の設計のみならず全世界で観測されているノアデータをアーカイブしているところでもある。ノアデータの専門家の立場として本研究の根幹であるノアデータの取り扱い方に関する評価を受けた。 2 森林回復結果の評価に必要な大量データ処理および解析プログラムの開発 これまでの3年間の纏めとしてデータ処理および解析用プログラムを見直し、実用的なプログラムの開発を行った。 3 研究報告書の作成 平成10年度〜平成12年度に行った本研究の成果報告書を作成した。
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