| 研究課題/領域番号 |
10680533
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
環境保全
|
|---|
| 研究機関 | 東北大学 |
|---|
研究代表者 |
工藤 純一 東北大学, 大型計算機センター, 助教授 (40186408)
|
|---|
| 研究分担者 |
田村 正行 国立環境研究所, 社会環境システム部, 室長(研究職) (90109900)
川村 宏 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40169769)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
1998 – 2000
|
| キーワード | NOAA / シベリア / 森林火災 / ロシア / 雲域除去 / 極東 / ノア / 森林回復 |
|---|
| 研究概要 |
本研究では、シベリアを中心とする北アジア地域で毎年頻繁に発生している森林火災に着目し、広大なシベリア地域全体を対象とした森林火災の検出と回復評価方法の開発を目的とした。まず、気象衛星ノアの画像に含まれる雲域の除去方法を始め画像カテゴリの抽出方法を開発した。次に、気象衛星ノアから得られる画像データの解析とロシア科学アカデミーシベリア支部の協力を受けて得られた現地の火災調査結果を通して、火災後の森林回復の評価方法を時間的スケールアップを行いながら火災情報を3次元ヒストグラムに蓄積する方法を開発した。この方法により、森林火災のリアルタイム検出が可能になった。森林の回復評価はさらに正規化植生指数を用いた方法も開発中である。
また、平成12年8月には国際会議(International Workshop on Global Changes:View of Siberian from NOAA Satellite)を共同開催し、NASA、NOAA、さらにロシア科学アカデミーからの研究者とともに本研究の総括を行った。
|
