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1999 年度 実績報告書

政党組織の比較研究(地方組織の編成構造を中心に)

研究課題

研究課題/領域番号 10720042
研究機関東京大学

研究代表者

谷口 将紀  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 助教授 (60251435)

キーワード日本政治 / 政党
研究概要

1 昨年度に引き続き、さらにデータ収集を行なった。とくに本年は、1996年総選挙当時の衆議院静岡県第一選挙区(静岡県静岡市)有権者の投票行動データ収集に顕著な進捗が見られた。また、同選挙に至る歴史的経緯についても、現地調査を通じて資料収集を行なった。
2 上記後段部分についての研究成果は、「激戦区の研究-小選挙区・地方政界・有権者-第I部」としてとりまとめられ、現在発表準備中である。これは、戦後から1996年総選挙に至る静岡県静岡市政界(旧静岡1区、就中、静岡市)について、衆議院総選挙を中心として分析的に記述したものである。具体的な構成は、第1章:盟主不在(1947〜90年)、第2章:混迷の序曲-1993年総選挙、第3章:本命不在-静岡市の地方政界-、第4章:ビリヤード-自民党の公認決定過程-、第5章:候補者乱立-1996年総選挙-である。
3 これらの作業へのブレーン・ストーミングとして、1994年に行われた選挙制度改革に至る非自民各党(社会党、公明党、民社党、共産党)について、政治改革への選好・行動をテーマに資料収集と分析を行なった。この研究成果は、1999年度に刊行された、佐々木毅編『政治改革1800日の真実』(講談社)の一章として発表されている。
4 上記1の前段部分、また昨年度収集済分のデータ解析を進め、上記2の第II部としてとりまとめることが、研究期間満了後においても引き続き課題となろう。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐々木 毅: "政治改革1800日の真実"講談社. 542 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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