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1999 年度 実績報告書

知的財産のボーダレス化と会計評価

研究課題

研究課題/領域番号 10730067
研究機関明治学院大学

研究代表者

藤田 晶子  明治学院大学, 経済学部, 助教授 (20227599)

キーワード知的財産 / 企業結合 / 知的財産の会計評価 / IAS38 / FRS10
研究概要

本研究の目的は多国籍企業における知的財産のボーダレス化およびその管理・運営状況、さらには外部情報としての会計評価のあり方を明確にすることであった。2年間にわたって科研費の補助をうけて得ることができた成果は以下のとおりである。
(1)多国籍企業の有価証券報告書を分析することにより知的財産の所有状況と獲得にいたった過程を明確にしたこと。
(2)知的財産を獲得する契機となっている企業結合取引について企業結合取引の形態と会計処理を整理したこと。
(3)経済取引がボーダレス化するにつれ激化してきた知的財産関連の国際紛争の分析と知的財産の保護をめぐる国際条約の動向を調査・検討したこと。
(4)知的財産をめぐる経営戦略をコンサルティングへのインタビューなどを通じて調査し、実態を明らかにしたこと。
(5)IAS38,FRS10などの会計基準の分析、各企業の実務分析を通じて知的財産に対する会計評価の手法を明確にしたこと。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 藤田 晶子: "IAS38 無形資産"税経通信. 54巻14号. 78-87 (1999)

  • [文献書誌] 藤田 晶子: "のれんとブランドの会計"税経通信. 55巻1号. 27-33 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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