研究課題
分岐の解析は多くの場合,定数解の存在のもとに行われているが,第三種境界条件の下では,非定数解しか存在しない.そのため,従来の方法では解明できなかったのであるが,うまく補助関数を導入することにより,分岐現象(局所的)を解明することに成功した.また,各局所分岐枝上にある関数の概形,並びに枝同士のつながり方を,解の臨界点の数を用いて特徴づけることも成功した.残る大域構造については指数による違いがあることを発見し,現在解明中である.
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