• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

セラミックス研削における加工液のろ過に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10750094
研究機関武蔵工業大学

研究代表者

佐藤 秀明  武蔵工業大学, 工学部, 講師 (00196263)

キーワード研削 / 砥粒 / 研削加工液 / 切りくず / 鏡面研削 / セラミックス / クロスフロー精密ろ過 / 膜透過流束
研究概要

本研究においては,より効率の高い研削加工液の精密ろ過を行うために,クロスフロー方式のろ過装置の上流側に分散液の旋回流型流入口を設置することにより,流入する分散液が膜面と平行に,かつ円筒形精密ろ過膜のまわりを旋回しながら高速流動し,形成されたケーク層を膜面上から連続的に掃流して,高速分離を行うクロスフロー方式のろ過装置を開発し,実験条件と膜透過流束の関係を検討した.
水にWA砥粒を加えた分散液を研削加工液とし,これを精密ろ過膜を用いてクロスフローろ過を行い,研削加工液のバルク濃度および循環流量が膜透過流束に及ぼす影響について検討した.これより,ろ過装置の上流側に分散液の旋回流型流入口を設置した場合,これまでのクロスフロー方式のる過装置において,膜面上にタービュレンスプロモータを設置した場合と比較すると,その効果は大きく表れ,膜透過流束は増大することがわかった.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 高中 亮: "旋回流を用いた研削加工液のクロスフロー精密ろ過(純水の膜透過流束について)" 日本機械学会第76期全国大会講演論文集(V). No.98-3. 277-278 (1998)

  • [文献書誌] 青 良治: "旋回流を用いた研削加工液のクロスフロー精密ろ過(ろ過装置の開発)" 日本機械学会第76期全国大会講演論文集(V). No.98-3. 279-280 (1998)

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi