今年度は、前年度に設計、製作を行った動画像圧縮ボードとアルゴリズムを用いた動画像圧縮システムの評価を行った。具体的には、以下のことをを行った。 システムの性能評価 PC2台に、FMPP-VQ64ボードおよび画像入力用ボードを載せ、両者を調書記載のワイヤレスISDN TAを介してPHSで結び、画像の双方向送信実験を行う。2台のPCを直接ケーブルで接続して、伝送レート、エラーレートを変更して、画質の変化の評価も行う。ボードの消費電力の測定を行い、本システムを携帯機器に使用した場合の消費電力を求めた。 システム全体のLSI化に対する性能評価 圧縮伸長アルゴリズムをHDLにて記述し、論理合成により1チップ化した場合のハードウエア量、消費電力の見積もりを行った。
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