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1998 年度 実績報告書

薄膜の熱物性評価のための携帯型光音響センサーの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10750326
研究機関金沢工業高等専門学校

研究代表者

南出 章幸  金沢工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (20259849)

キーワード光音響顕微鏡 / PVDF / 信号解析 / 熱波 / レーザダイオード
研究概要

1) 信号検出センサーの改良
● センサーをマイクロホンから、軽量で加工性に富むPVDF膜に変更した。
● PVDFの膜厚が厚い方が検出信号が大きくなることを理論的にも実験的にも明らかにし、膜厚は110μmを使用することにした。
● PVDF膜は柔軟なために膜の歪みによる信号の変化が生ずる問題点があり、これを解決するためにアクリル基板にPVDF膜をエポキシ系接着剤で張り付ける方法を考案した。
● PVDF膜で観測される信号を解析するためのモデルを確立することができた。
2) レーザダイオード光源への改良
● 光源をガスレーザからレーザダイオードに変更した。しかし、レーザダイオードの光をガスレーザのように絞ることが難しく、今後検討が必要である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] A.Minamide et al.: "Study on Photopyroeleotric Signal of Optically Opague Materia Mcasured by PVDF Sensor" Jpn.J.Appl.Phys.37. 3144-3147 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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