研究概要 |
1. ヒガンフグ筋肉Na+チャンネルType2 cDNAのヒト胎児腎臓由来TSA-201細胞における発現と3__-H-TTXの結合特性の解析 ヒガンフグ筋肉Na+チャンネルType2では、全長(6735bp,1880aa)に相当するcDNA断片を得てその塩基配列を決定した。次にそれらの断片の結合を行い、完了した。結合後の塩基配列の確認を2回行った。また、一方、そのアミノ酸配列を基に2種の抗ペプチド抗体を作製した。そのcDNAをT7プロモーターを有する発現ベクター(pcDNA3)に組み込み、ヒト胎児腎臓由来TSA-201細胞にトランスフェクションし、発現を試みたが、現在のところ、抗ペプチド抗体でバンドは検出されていない。 2. ヒガンフグ筋肉Na+チャンネルType2 cDNAのアフリカツメガエル卵母細胞による発現とその電気生理学特性の解析 上記1に用いたフグ筋肉Na+チャンネルType2の全長cDNAから、in vitroでmRNAを合成して、アフリカツメガエルの卵母細胞に注入して発現させる計画で、共同研究者と方法について検討した。1の実験の結果を検討しながら、実行する予定である。
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