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1999 年度 実績報告書

ES細胞を用いたB-1細胞の発生分化の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 10770147
研究機関(財)生産開発科学研究所

研究代表者

村上 雅朗  財団法人 生産開発科学研究所, 成人病科学研究室, 研究員 (90301738)

キーワードB-1細胞 / サイトカイン / 分化 / ES細胞
研究概要

ES細胞(胎生幹細胞)からリンパ球への分化誘導させる実験系(Nakano et al.272, Science 1996)を用いてB-1細胞の発生分化の謎を解くことを目的に実験を行なった。C57BL/6マウス由来及び129マウス由来のES細胞を用いてB-1細胞への分化を試みたが,通常の条件では未熟なB細胞が出現するのみで,Mac-1陽性CD5陽性のB-1細胞の出現は観察できなかった、次にIL-5,IL-10をこのバイヨウ系に添加してCD5陽性B細胞の出現を期待したが,あまり変化はなかった。現在のところこのバイヨウ系を使ってB-1細胞を出現させ得る条件は残念ながら見出せていない。今后IL-5,IL-10以外のサイトカインや分子を用いてB-1細胞の出現が観察できる実験系を早急に樹立したい。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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