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モルモットの単離心室筋細胞に対しwhole cell clampingを行い、・L型カルシウムチャンネル電流を測定した。LIF 1000U/mlを投与し、投与前後での電流を比較およびLIFの投与によるL型カルシウム電流の増加をPKA阻害薬(H89等)、PKC阻害薬(TPA等)、MAPkinase系の阻害薬であるPD098059、PI3 kinase系の阻害薬であるwortomanninにより抑制できるかを観察した。 LIFの投与によるL型カルシウム電流の増加はPKA阻害薬(H89等)、PI3 kinase系の阻害薬であるwortomanninにより弱く抑制され、PKC阻害薬(TPA等)、MAP kinase系の阻害薬であるPD098059により強く抑制された。さらに蛍光色素Fluo-3を用いて細胞内カルシウム濃度を測定した実験では、LIFにより細胞内カルシウム濃度は上昇した。 現在、上記のシグナル伝達阻害薬を用い、LIF刺激による細胞内カルシウム濃度(Ca2+ トランジエント)の変化を抑制できるかを観察中である。またLIFの投与によるL型カルシウム電流およびCa2+ トランジエントの増加が心肥大におよぼす影響を検討中である。
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