LIFによる心肥大形成において活性化されるされるJAK/STAT系、MAPK系、PI3K系がどのように関与しているかは、各シグナル伝達経路の阻害剤を用いて明らかにし現在、AJPに投稿中である。現在さらにLIF刺激により活性化されるCaシグナルについてもその心肥大、apoptosisにおける役割について検討中である。我々はさらにLIFがL型カルシウムチャネルを活性化することを見出し報告した。(JMCC1999)このリン酸化酵素およびリン酸化部位に関しても現在検討中である。 私は、AngII刺激による遅発性STAT3の活性化がAngIIによるLIFなどのIL-6族サイトカインの誘導によるautocrine/paracrin機構によるものであることを見出しBBRCに投稿し受理された。
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