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1998 年度 実績報告書

アンチセンス法を用いた睾丸の精細胞性悪性腫瘍に対する遺伝子治療モデルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 10770799
研究機関香川大学

研究代表者

鎌野 寛  香川大学, 保健管理センター, 助教授 (60284337)

キーワードmyb遺伝子 / アンチセンス法 / 遺伝子治療
研究概要

1 mybアンチセンスオリゴヌクレオチド
(1) 各種mybアンチセンスオリゴヌクレオチドを設計した。アンチセンスオリゴヌクレオチドはmybのATGを含む18bpから22bpのものとATGを含まないものを作製した。
(2) ヒト株化細胞NEC8を96穴マイクロタイタープレートで培養した。培養液中に0.002mM mybアンチセンスオリゴヌクレオチドを培養開始時、培養開始後24時間、48時間、63時間の4回にわたって加えた。
(3) mybアンチセンスオリゴヌクレオチドを加えたヒト株化細胞の増殖をホルマザンを用いた吸光度測定により検定した。
(4) mybアンチセンスオリゴヌクレオチドを添加したヒト株化細胞の増殖抑制を観察した。
(5) 今後、細胞の形質変化を検索していく予定である。
2 アンチセンスmyb遺伝子発現
(1) デキサメサゾンによりアンチセンスmyb遺伝子発現誘導可能なプラスミドを作製した。
(2) ヒト株化細胞にアンチセンスmyb遺伝子発現誘導可能なプラスミドを導入した。
(3) ヒト株化細胞においてアンチセンスmyb RNAの発現誘導が、細胞増殖速度に及ぼす影響を観察した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 渋谷正史: "がん遺伝子・がん抑制遺伝子" 中外医学社, 317 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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