1. マウスLTB4受容体cDNAからinsituハイブリダイゼーションに適したcRNAプローブを作成するためのテンプレートを調整した。 2. マウスLTTB4受容体cDNAの塩基配列からin situハイブリダイゼーションに適したオリゴDNAプローブを設計し、ジゴキシゲニン標識したオリゴDNAプローブを作成した。 3. 発生の各段階におけるマウス眼あるいはマウス頭部の組織切片を作成した。 4. 成体マウス眼から角膜、虹彩、神経網膜、網膜色素上皮を採取し、RNAを抽出した。 5. RT-PCRによるLTB4受容体mRNAの解析に用いるプライマーを設計・作成した。 6. 今後の予定 (1) cRNAプローブとオリゴDNAプローブを用いてin situハイブリダイゼーションを行う。シグナルの強度、バックグラウンドの程度を勘案して、どちらの方法を用いるか決定する。 (2) 各組織から調整したRNAをもちいてRT-PCRによるLTB4受容体mRNAの発現を半定量的に解析する。 (3) LTB4受容体の部分ペプチドに対する抗体を作成して免疫組織学的に同受容体タンパクの局在を解析する。
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