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1998 年度 実績報告書

リウマチ性顎関節炎におけるアポトーシスと関連遺伝子の解析および関節炎モデルの樹立

研究課題

研究課題/領域番号 10771115
研究機関東北大学

研究代表者

千葉 雅俊  東北大学, 歯学部, 助手 (70261526)

キーワード顎関節 / 関節リウマチ / 滑膜 / アポトーシス
研究概要

1.関節液中の可溶性Fas抗原の測定は、関節液原液で行うのが望ましいと考えた。そこで関節液原液を効率よく採取する方法を検討したが、顎関節では炎症が比較的強い症例でも関節液自体が微量であるため、またcontaminationを生じるため、原液採取は困難であった。現在、希釈法にて関節液を採取・保存しており、今後、ELISAにて測定の予定である。
2.関節リウマチに罹患している顎関節と変形性顎関節症のMRIを比較検討した。関節リウマチにおいては、(1)下顎頭、特に内部の骨硬化が早期に出現する可能性がある、(2)臨床症状に比較して関節液の貯留が予想よりも少ない、(3)関節液が多く貯留した顎関節では、骨髄に浮腫が生じているのではないか、と考えられた。今後、両疾患の関節液のサイトカインや可溶性Fas抗原等を比較し、以上の様な形態学的な違いが出るmechanismについて検討したいと考えている。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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