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1999 年度 実績報告書

異常ヘモグロビン症診断のルーチン化のための新技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 10771350
研究機関大阪医科大学

研究代表者

宮崎 彩子  大阪医科大学, 医学部, 助手 (20298772)

キーワード質量分析 / 異常ヘモグロビン / DNA解析 / サラセミア / ルーチン化
研究概要

最新の質量分析(MS)法、等電点電気泳動法及び遺伝子解析法を組み合わせ、迅速・正確な実用的診断法を確立した。本システムを用い、学内外より依頼のあった異常ヘモグロビン(Hb)症疑いの16検体を分析した結果、以下の異常ヘモグロビン5種15症例を同定した。
Hb Riyadh(β120Lys->Asn)
Hb Hamadan(β56Gly->Arg)
Hb J-Meerut(α120Ala->Glu)
Hb G-Szuhu(β80Asn->Lys)
新変異(β120Lys->Asn、80Asn->Lys)
また、逆相カラムRP-300とPartisil(ODS)による異常鎖の分離法を加え、さらに多種の変異の同定に対応できるようにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Miyazaki A,Nakanishi T,Kishikawa M,Nakagawa T,Shimizu A,Mawjood AHM,Imai K,Aoki Y & Kikuchi M.: "Compound heterozygosity for b+-thalassemia-31(A->G)and a variant with low oxygan affinity,Hb Sagami [bl39(H17)Asn->Thr]"Hemoglobin.. 23・3. 267-271 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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