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1998 年度 実績報告書

マルチエージェントを利用した学習支援システムの構成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10780105
研究機関電気通信大学

研究代表者

鷹岡 亮  電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助手 (10293135)

キーワードマルチエージェント / 学習支援システム / Padagogical Agent / エージェントモデル / エージェント通信プロトコル / 協調モデル / 交渉モデル / 教授モデル
研究概要

本研究の目的は、マルチエージェント指向の学習支援システムの構築方法を提案・開発することである。本年度は、マルチエージェント指向の学習支援システムの基本設計を行った。基本設計を基に、そこで必要となる機能を有したエージェントモデルを設計し、実装した。また、エージェント間の協調・交渉モデルを提案した。以下,具体的には次の項目に従って研究を進めた。
(1) マルチエージェント指向の学習支援システムの基本設計、機能設計として、教授・学習過程で必要となる機能を整理し、必要となるエージェントを検討した。また、インタフェイスを含めた学習環境全体の設計を行った。
(2) エージェントモデルの設計・実装として、心的様相に基づいたエージェントの内部状態を表現するモデルを提案した。
(3) エージェント間の協調・交渉モデルの設計・実装として、上記(2)のエージェントモデル内に組み込む協調・交渉モデルを設計した。そこでは、エージェント間の情報のやりとりで必要とされるメッセージの種類を分類した。また、様々な通信・教育目的に応じて生起するであろう一連のメッセージ系列を協調・交渉モデルとして提案した。
(4) 研究成果の発表として、初年度の研究成果を、国内の全国大会(日本教育工学会,教育システム情報学会)及び国際会議(JCKBSE98,ICCE98)にて発表した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] R.Takaoka,T.Okamoto: "Theagent-based guidance system for supporting a Design Process of Data-Flow" In Proceedings of JCKBSE98. 32-38 (1998)

  • [文献書誌] R.Takaoka,T.Okamoto: "Architecture of a Guidance System Based on Multiagents" In Proceedings of ICCE98. vol.2. 583-586 (1998)

  • [文献書誌] 鷹岡亮、岡本敏雄: "学習支援システムにおける教授エージェント間の通信機構について" 日本教育工学会第14回全国大会. 443-444 (1998)

  • [文献書誌] 鷹岡亮、岡本敏雄: "エージェントに基づく学習支援システムにおける通信プロトコルの生成機構" 教育システム情報学会第23回全国大会. 103-104 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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