• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

ネットワークを組み込んだ教育実習事前・事後指導のシステムの開発及び運用評価研究

研究課題

研究課題/領域番号 10780111
研究機関奈良教育大学

研究代表者

小柳 和喜雄  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (00225591)

キーワードインターネット / 教育実習 / 授業分析 / 教師教育 / 大学教育
研究概要

本年度は、教育実習事前・事後指導を充実させるために、インターネット上にどのような関連情報を載せる必要があるのか、どのような形で載せたらよいのかを学生へのアンケート調査によって明らかにし、その結果に基づきながら、第一次システムを製作し、その利用実験を行った。システムは、インターネットのWWWと電子メールによるメーリングリスト、BBS(電子掲示板)で構成されている。受講生は発行されたユーザIDとパスワードをはじめに入力し、学内からも学外からも活用できる仕組みになっている。システムのWWWには、1)観察実習時の附属教官の授業記録また観察している学生の様子、2)指導案例、3)実際に教育実習をしている学生の授業記録、4)授業に役立つ関連情報などを、デジタルビデオ記録、テキスト記録などで記載している。またメーリングリストでは、1)諸連絡の他、2)質疑への応答などに活用し、BBSは、観察実習や本実習での感想・気づきを投稿する形で利用し、感想や情報を広く共有できるようにした。
本システムの第一次活用実験の結果として、課題はインターフェースの設計にあることがわかった。つまり単に使いやすい、色々な内容がのっているというだけでなく、学生を勇気づける教育的な応答や、教育的ナビゲーションが、システムとくにWWWに施される必要があるということがわかった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 小柳和喜雄: "小学校教員のための情報教育カリキュラム試論" 奈良教育大学教育研究所紀要. 35号. 147-158 (1999)

  • [文献書誌] 小柳和喜雄: "ネットワークを用いた仮想教育実習の設計" 奈良教育大学 教育実践研究指導センター研究紀要. 8号. 137-148 (1999)

  • [文献書誌] 小柳和喜雄: "ネットワークを使った教育実習事前・事後指導のシステム開発" 日本教育工学会 第14回大会講演論文集. 423-424 (1998)

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi