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1999 年度 実績報告書

V型ATP合成酵素の回転の直接観察

研究課題

研究課題/領域番号 10780404
研究機関金沢大学

研究代表者

横山 謙  金沢大学, 薬学部, 助手 (70271377)

キーワードATP synthase / rotation / V-ATPase
研究概要

吉田らの方法に準拠して、V1-ATPaseの回転の観察を行うために、遺伝子操作によりローターサブユニットである、ガンマsubunitにシステイン残基を導入したmutantV1を合計10種類作成した(ガンマサブユニット2,32,58,90,95,100,116,120,144,163のセリン、 もしくはアラニンをシステインに置換)。
蛍光化されたアクチン線維をローターサブユニットに結合させるためには、ガンマのシステイン残基をNEM-ビオチン化する必要がある。作成したmV1うち明確にビオチン化されるのは100番目のものだけであった。現在、このmutantV1を用いて回転の観察をおこなっている。いまのところ、明確な回転を観察できていない。
この実験と平行して、ガンマsubnitの回転と共役したc-subunit oligomerの回転の観察も試みている。そのためにVoV1 operonのクローニングを行い、全塩基配列の決定と、構成subunitの決定に成功した(JBC274,inpress,on May)。現在、VoV1の発現系の構築を試みている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yokoyama,K., et al.: "V-type ATPase/synthase from Thermus thermophilus"Journal of Biological Chemistry. in press214 May. (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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