点・線・面等の幾何学図形から構成されるデザインを対象に支援システムを実現し、実験により評価を行った。現在の描画ソフトは、操作は複雑であり、作成者のセンスやスキルに任されているのが現状である。本研究では、まず、「デザインの感性の構成要素」、「構成要素からのデザイン生成プロセス」、「イメージをデザインにまで具体化する人間の内的な感性的プロセス」、からなる感性モデルの定式化および、ファジィ理論を基本にした感性モデル上の推論法、学習法の定式化を行った。次に、感性情報を伝達可能であり、一般の人でも自然に使えるペンや言葉などの入出力手段を用いて、システムと対話しながら感性的なデザインの描画が行えるシステムを実現し評価を行った。
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