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1999 年度 実績報告書

人の視覚行動分析と顔の感性情報抽出・生成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10835022
研究機関中京大学

研究代表者

輿水 大和  中京大学, 情報科学部, 教授 (50093026)

研究分担者 村上 和人  愛知県立大学, 情報科学部, 助教授 (10239486)
西松 豊典  信州大学, 繊維学部, 助教授 (40252069)
キーワード似顔絵 / 平均顔 / 中割り法 / 個人性特徴 / アイカメラ / アイマークパターン / 似顔絵の名前判断 / ブルースとヤングの顔認知モデル
研究概要

顔を対象とした視覚行動分析を基礎として、顔の感性情報抽出・生成に関する研究を行ない、下記のような結果を得た。
(1)顔の初期記述生成 アイマークパターン分布に基づいて顔部品特徴点抽出用の再標本化アルゴリス゜ムとその階層的適用法を検討した。顔部品輪郭記述の自動化の可能性を示した。
(2)顔データベースとアイカメラによる顔特徴抽出 アイマークパターン分布を分析して、被験者ごとの視覚感性のモデル化を試みた。性別、年令、魅力的なところ などの顔属性を想定した。
(3)顔の視覚実験 顔部品の組み合せの中に錯視図形とそれらの複合錯視図形を体制化させるモデルを導入して、錯視量の特性を実験的に明らかにした。
これらの基本的成果を、インタラクティブ似顔絵生成システムの実現、動的似顔絵生成への適用可能性も実験的に検討してよい見通しを得た。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 輿水大和: "メガネをかけた似顔絵-似顔絵コンピュータPICASSOのはなし-"日本眼鏡学会ソサエティ学会誌. 3巻2号. 12-19 (2000)

  • [文献書誌] 輿水大和、他1名: "マシンビジョンの動向-この10年とこれから-"非破壊検査. 48巻11号. 722-728 (1999)

  • [文献書誌] Takayuki Fujiwar,et al: "On the Detection of Feature Points of 3D Facial Image and Its Application to 3D Fac*"Proc.3DIM'99. -. 490-496 (1999)

  • [文献書誌] Hiroyasu Koshimizu,et al: "On KANSEI Facial Image Processing for Computerized Facial Cari-System PICASSO"Proc.SMC99. FQTS-6. 526 (1999)

  • [文献書誌] 西村豊典ほか3名: "ヒューマンインターフェースへの似顔絵画像の応用"日本感性工学会予稿集. JSKE1999. 186 (1999)

  • [文献書誌] Kazuhito Murakami,et.al.: "An Interactive Facial Caricaturing System based on the Gaze Distribution of Gallery"Proc.ACCV2000. 723-728 (2000)

  • [文献書誌] 赤瀬川原平: "わかってきました科学の急所(「コンピュータ似顔絵師」)"講談社. 206(PP.171-184) (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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