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2000 年度 実績報告書

末期癌患者のリハビリテーション・アプローチの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10838010
研究機関愛知医科大学

研究代表者

木村 伸也  愛知医科大学, 医学部, 助教授 (40251293)

研究分担者 大川 弥生  国立長寿医療研究センター, 老人ケア研究部, 部長(研究職)
キーワード末期癌 / リハビリテーション / QOL / 体力消耗状態 / ADL / 緩和ケア / 老年医学 / 疼痛
研究概要

1)全身体力消耗状態の客観的側面、主観的側面についての評価方法の研究
(1)実生活でのADLの実行状況、訓練評価時の能力、日中の生活活動度を評価・測定する評価用紙を作成した。
(2)全身体力消耗状態の主観的側面について、日常生活における自覚的疲労度及び疼痛などの症状を測定する質問紙を作成した。
2)リハビリテーション・プログラムの内容の標準化と適応基準の確立。
疾患、自覚的疲労度、疼痛、ADL、生活活動度等に基づいて、入院でリハを行う末期癌患者20例において評価とリハ及びケアの計画、経過についての調査を行った。その結果より、以下のようなリハ・プログラムの標準化試案を作成した。
(1)リハ医が直接指導・訓練を行う内容-疾患レベル・上記指標のすべての日内変動がある場合のADL訓練と生活活動度の指示
(2)看護婦が行う内容-(1)と同じ状態での実生活でのADL実行状況の確認と指示
(3)理学療法士・作業療法士が行う内容-疾患レベル・上記指標の日内変動がない場合のADL訓練

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 木村伸也,大川弥生 他: "立位姿勢でのADL実施時における重心動揺の検討"リハビリテーション医学. 37(11). 768-768 (2000)

  • [文献書誌] 大川弥生,木村伸也 他: "末期癌患者でのADL訓練-特に移動面について"リハビリテーション医学. 37(12). 969-970 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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