研究概要 |
1・プロトコールに基づき1998年11月よリエントリーを開始した。1999年11月までに60名がエントリーされ、データ入力を確認された症例は40名である。合併症やインフォームドコンセント拒否のための脱落例が数名存在した。 2・解析は座位早期群(早期開始群)24名、座位早期群(開始遅延群)5名、座位遅延群11名の3群で行なった。 3・結果は3群ともに2週後ではFIMの点数は高くなっていたが、初診時ではすでに早期群では有意に高かった。これらのうち軽症例を除く23名で再度検討したところ、入院時には各群間での差は無いものの、2週後では早期開始群にFIMの高値を示す所見を認め、早期訓練開始の効果が示唆された 4・以上の成果を第5回日本リハビリテーション医学会関東地方会「当院における脳卒中プログラム」およびIAPMR International Conference 2000(Jan,2000,New Delhi,INdia)で「The Effectiveness of Early Rehabilitative Intervention for Stroke]のタイトルで発表。 5・1999年11月以降の解析終了例を追加し、2000年6月の第37回日本リハビリテーション医学会および12th European Congress of Physical Medicine and rehabilitation(June,2000,Antalya,Turkey)に発表予定。
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