本年度はベルリン・フォルクスビューネへ依頼して上演作品のビデオテープを郵送してもらい、その分析を行った。 また、演劇学関係の基礎文献を多量に購入した。さらにベルリンのサブカルチャー・シーンを扱う小説、情報誌、パンフレット(以上ドイツ語)及び関連する翻訳本を購入し、「サブカルチャーと演劇」の関係を分析するための基礎資料の整備に努めた。関連する資料を所蔵する国内大学図書館で資料収集を行なったのもその一環である。 今後は、収集した資料をもとに国内外の学会、シンポジウムで発表を行ない、分析の成果を公表する。
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