研究課題/領域番号 |
10877344
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
加藤 伊八 長崎大学, 歯学部, 教授 (30005087)
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研究分担者 |
鵜飼 孝 長崎大学, 歯学部, 助手 (20295091)
池田 康男 長崎大学, 歯学部, 助手 (90274670)
金子 高士 長崎大学, 歯学部・附属病院, 助手 (10284697)
原 宜興 長崎大学, 歯学部, 助教授 (60159100)
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キーワード | 難治性歯周炎 / サイトカイン / 免疫学的研究 / 免疫組織学的研究 |
研究概要 |
対象となる患者の末梢血を採取し、これより好中球、単球、リンパ球を分離した。そしてリンパ球の解析には、B細胞に標識抗ヒトIgM抗体を、T細胞にそのサブセットの解析も含めて抗CD4または抗CD8抗体を用いて、FACScan解析を行った。サイトカイン産生については、好中球、単球はPMAでT細胞はConAで刺激した際のIL-1α、IL-1β、TNF-α、IL-4、IL-6、IL-8、IL-10、IL-12ならびにIL-1receptor antagonist(IL-1ra)産生について、それぞれのELISA法を応用した測定キットを使用して測定した。一方、末梢血より血清を分離し、血中のIL-1α、IL-1β、TNF-α、IL-4、IL-6、IL-8、IL-10、IL-12ならびにIL-1raの濃度を測定キットを用いて検索している。 また外科処置時に採取した歯肉組織を直ちに凍結し、凍結切片を作製した。これに対して抗ヒトIL-1α、抗ヒトIL-1β、抗ヒトTNF-α、抗ヒトIL-4、抗ヒトIL-6、抗ヒトIL-8、抗ヒトIL-10、抗ヒトIL-12モノクローナル抗体を使用した免疫組織学的検索を行い、それぞれのサイトカイン保有細胞の動態について検索している。現在症例数を増やして解析中である。
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