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1998 年度 実績報告書

看護学士課程におけるフィジカルアセスメント教育の為のマルチメディア教材の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 10877407
研究機関聖路加看護大学

研究代表者

佐居 由美  聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (10297070)

研究分担者 野崎 真奈美  聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (70276658)
菊田 文夫  聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (60234184)
香春 知永  聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (30194947)
小澤 道子  聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (40297065)
横山 美樹  聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (70230670)
キーワードフィジカルアセスメント / マルチメディア教材 / 臨床判断能力 / コンピューター
研究概要

今年度は既存の方法、文献等の検討を中心に実施した。その結果、アセスメントに関してはいくつかの教育機関において、「学生の自由な発想、思考過程重視、主体的な学び重視」を尊重するための教材の開発が行われている。その中でもビデオを用いたものはいくつかあるがコンピューターを用いたものはまだ数少ない現状であることが明らかになった。
この文献検討の結果から、実際にすでにコンピューターを用いたアセスメントの学習のためのマルチメディア教材を開発した大学のシステムエンジニアの方から情報収集を行った。この結果、まず「自然言語によるマルチメディア教材のナビゲーションシステム」の開発が必要であり、この開発にはコンピューターの専門家の知識と莫大な費用、時間が必要であり、本研究の限られた予算と時間では、ここから始めることは不可能であることが判明した。しかしこれに関してはこの開発者の了解が得られた為(版権は通産省にある為)、本研究においては既存の「自然言語によるマルチメディア教材のナビゲーションシステム」を使用することとした。
学生に対して、今まで行っているフィジカルアセスメントのクラスに関してのアンケートを初めての病棟実習後に行った結果、「学生同士の演習は役立ったが、健康者同士という限界があり、やはり異常所見が学内でも学べれば実際の患者をアセスメントする際に、より自信をもって行えた」というコメントが得られた。今年度行う予定であった、学生のアセスメント過程における思考パターンの特徴に関しての実態調査は、今年度のみでは不十分であったので、来年度も引き続き行い、来年度、看護におけるフィジカルアセスメントにおける臨床判断能力育成のための自己学習用マルチメディア教材の試作を試みる。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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