研究課題/領域番号 |
10895003
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
柳 和久 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (80108216)
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研究分担者 |
笹島 和幸 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (80170702)
塚田 忠夫 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (00016437)
原 精一郎 長岡技術科学大学, 工学部, 助手 (40293253)
明田川 正人 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (10231854)
高田 孝次 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (80126474)
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キーワード | 表面粗さ / 三次元測定 / 国際標準化機構 / 表面テクスチャ / 評価パラメータ |
研究概要 |
本企画研究では研究組織(研究代表者、分担者)に限定することなく、精密工学会産学協同研究協議会、ISO/TC 213国内対策委員会等と連携して情報調査および研究課題の遂行と研究企画の立案を行った。また、国外の研究協力者としてアメリカ合衆国(ノースカロライナ・シャーロッテ大学)のRaja教授、英国(ハダースフィールド大学)のStout教授、ドイツ(ケムニッツ大学)のディーチ教授に参画を依頼し、折りに触れて情報交換を行う形態を取った。活動内容は、国内研究組織全体を中心とした6回の研究企画会議とグループごとの調査活動および情報資料整理であった。まず、面領域の表面テクスチャに関する従来の測定技術資料を調査収集するとともに、市販されている測定機器の類別と公称の性能仕様を整理した。また、測定機器ごとに特徴的な用途を調査し、産業界での使用実状を把握した。他方で、測定対象の表面機能調査を幅広く行い、機能分類と表現法の基準化を試みた。その過程で、表面機能と対応する表面テクスチャの定量化パラメータに関する産業界のニーズと規格化の方向性を見出した。続いて、欧米を中心に提唱されている表面テクスチャの三次元評価パラメータとその算出法について参考文献を収集整理し、問題点や改良点を明らかにするとともに、対応策を掲げた。特に、測定条件の適正化とサンプリングデータの前処理手法の規範画一化が最優先課題であるとし、協同研究の具体化案を作成した。補充事項として、測定機器の校正法と信頼性解析法に関する討議を行った。今後、工業技術院計量研究所および(財)日本規格協会と連携した研究組織を創生することにした。
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