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1998 年度 実績報告書

第10回アジア地区家政学国際会議の開催に関する企画調査

研究課題

研究課題/領域番号 10898003
研究機関大妻女子大学

研究代表者

下村 道子  大妻女子大学, 家政学部, 教授 (70074937)

研究分担者 江澤 郁子  日本女子大学, 家政学部, 教授 (10060641)
畑江 敬子  お茶の水女子大学, 生活科学部, 教授 (50156337)
片山 倫子  東京家政大学, 家政学部, 教授 (20056386)
田村 照子  文化女子大学, 家政学部, 教授 (30060817)
酒井 豊子  放送大学, 教養学部, 教授 (50073549)
キーワード国際会議 / アジア / 家政学 / 生活の質 / アンケート / 研究発表 / シンポジウム
研究概要

第10回アジア地区家政学国際会議(ARAHE)の開催を1999年8月に予定し、そのための企画調査を行った。今、家政学が取り組むべき課題は何であるか。アジアを基盤とした発想で生活をしていくことが必要な時代になったと判断し、日本における開催を決定した。これまでのARAHEは研究発表は少なく、フォーラムが多く、親睦を深める行事が多かったが、日本で第1回を行って以来10年を経て、国際会議として屹立させる必要を各国で感じていた。どのような会がいいか、各国(アジア各国と地域15ヵ国)に対するアンケートを1回、国内(日本家政学会会員260名)に対するアンケートを2回行った。
その結果、アジア各国のうち、韓国、タイ国、フィリピン、ネパールの人は、研究発表、シンポジウムに期待している意見であった。その他の開発途上国の人は、カントリープレゼンテーションに期待し、他の国の様子を知りたいという意見であった。興味のある研究分野は、教育とコミュニティが最も多く(38%)、ついで食と健康(36%)、福祉(31%)などであった。とくに、ヨルダン、ネパール、香港、インドネシアの人々は教育に関する研究への感心が高かった。また、Quality of Lifeについても、現在は向上に努力しているが、日本の状態を知りたいという意見が多くよせられた。日本国内の人々も同様で、食物関連(24%)と教育とコミュニティ(24%)、福祉(20%)、家族・人間関係(29%)、ジェンダー(18%)などに関心を持っていた。
平成10年度の会議は、運営委員会2回、実行委員会4回、係責任者会議4回、小委員会9回が行われ、韓国から会長が来日し、会議の企画に参加した。会議の主題を“What is quality of life? Innovations,Traditions,・・・"とし、これに対する日本のあり方を示すことが必要であろうとして、研究を行っている。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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