研究課題/領域番号 |
11137305
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
二村 雄次 名古屋大学, 医学部, 教授 (80126888)
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研究分担者 |
神谷 順一 名古屋大学, 医学部, 講師 (70194975)
大野 良之 名古屋大学, 医学部, 教授 (10160590)
濱口 道成 名古屋大学, 医学部, 教授 (90135351)
中沼 安二 金沢大学, 医学部, 教授 (10115256)
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キーワード | 肝内結石症 / 肝内胆管癌 / 分子疫学 / 民族疫学 / 免疫組織化学 / 症例対照研究 |
研究概要 |
1.症例対照研究 1998年4月1日〜2000年2月18日の期間に、長庚紀念醫院(Chang Gung Memorial Hospital)で治療された肝内結石症210例、肝内結石症に合併した肝内胆管癌7例、肝内結石症を伴わない肝内胆管癌11例、長庚紀念醫院(Chang Gung Memorial Hospital)職員の出身地の近隣からのサンプリングによる健常対照者211例の調査用紙の回収を終了し、現在データーをコンピューター入力中である。情報採取法として問診票を用いた直接面接法を用いた。 2.臨床病理学的研究 肝内結石症患者の肝内区域胆管枝の合流様式、結石存在部位と肝内胆管癌の存在部位との相互関係の解明のため、1999年12月現在、MRIを用いた詳細な肝内区域胆管枝の解析を80例について行った。胆管上皮、肝内胆管癌の病理組織学的、免疫組織化学的研究としては、長庚紀念醫院(Chang Gung Memorial Hospital)においてこれまでに集積されたフォルマリン固定パラフィン包埋標本を用いたretrospective studyを次年度に金沢大学第二病理学教室に台湾側研究者を招聘して行うことを決定した。新鮮凍結切片を用いたprospective studyに関しては、標本採取についてのプロトコールの作成を終了し、標本採取を開始した。 3.分子生物学的、分子疫学的研究 標本採取のためのプロトコール作成を終了し、長庚紀念醫院(Chang Gung Memorial Hospital)での標本採取を開始した。名古屋大学において分子生物学的、分子疫学的研究を行うための蛋白、RNA等の調製の試行を長庚紀念醫院(Chang Gung Memorial Hospital)において行った。
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