研究課題/領域番号 |
11164235
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
徳永 宗雄 京都大学, 文学研究科, 教授 (70143998)
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研究分担者 |
高島 淳 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (40202147)
村上 征勝 統計数理研究所, 領域統計研究系, 教授 (00000216)
安永 尚志 国文学研究資料館, 研究情報部, 教授 (20017411)
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キーワード | インド学 / サンスクリット文献 / 電子テキスト / XML / 情報処理 |
研究概要 |
(1)「古典学再構築」のホームページを独立したサーバに移行して、classics.jpのドメインのもとにメーリングリストを提供するなど、本特定領域研究に関わる研究者間の情報ネットワーク構築支援活動を行った。 (2)サンスクリット古典文献の電子化を促進するため、古代インドの自然哲学と呼ばれるヴァイシェーシカ学派の註釈文献Candranandavrttiと、『リグヴェーダ』の二つの註釈文献Sarvanukramani Arsanukramaniを入力した。 (3)デジタル技術の古典学への有効利用を進める目的で、従来、文献学徒への手引書類が稀である統計処理、文献翻刻とデータ表現形式、文字列処理、文字コード等の問題を扱い、単なるマニュアル・ハウツー本ではなく、思想のある、基礎から学べる書籍を出版するための研究を行い、「古典学研究のための情報処理概説」(仮題)の編集作業を開始した。 (4)『XML pro/con-XMLで書く文献学的データ』と題する研究集会を開催し、オンラインでの共同研究等を促進するためのツールとして、XMLをできる限り有効に利用する方法について知見を交換した。この成果は平成14年度に発表の予定である。
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