研究分担者 |
内田 慎一 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10114399)
山田 和芳 京都大学, 化学研究所, 教授 (70133923)
永長 直人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60164406)
福山 秀敏 東京大学, 物性研究所, 教授 (10004441)
小菅 皓二 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00025371)
|
研究概要 |
当特定領域では研究項目をA:スピン・電荷・軌道の分離/融合の理論,B:スピン・軌道ダイナミックスの実験的研究,C:電荷・軌道ダイナミックスの実験的研究,D:スピン・電荷・軌道結合系の物質探索・創製,の4項目に分けて研究を推進している.本研究課題はその総括班として当領域の軸となり研究者間の情報交換,研究成果の一般への公開等が潤滑に行われるよう活動している. 平成12年度は具体的には次のことを行った.1)平成12年6月に京都大学化学研究所において研究計画発表会を開催し,本年度の活動を開始するに当っての情報交換を行った.2)平成12年11月には欧米より遷移金属酸化物に関する第一線の研究者を招聘し東北大学金属材料研究所において国際ワークショップを開催した.このワークショップでは,当領域研究に直接参加していない研究者をも交えて活発な討論を行うことにより,遷移金属酸化物に関する最新の情報と専門知識の交換に寄与した.3)平成13年1月には東北大学金属材料研究所において,一般参加者も交えた研究成果発表会を行った.4)前記の研究計画発表会,国際ワークショップ,及び研究成果発表会のアブストラクトを中心としたニュースレターを3巻発行し,当領域の班員のみならず関連する国内外の研究者へ発送るすことにより,当領域の情報発信を行った.5)当領域に参加している研究者の名簿を作成し,研究者間の潤滑な情報交換に寄与した. また,研究項目設備備品を購入し,電子ドープ高温超伝導体の相図及びその電子状態についての研究を特に重点を置いて推進してきた.
|