| 研究課題/領域番号 |
11201209
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (50221148)
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| 研究分担者 |
松本 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (80165894)
柴崎 亮介 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (70206126)
喜連川 優 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40161509)
熊倉 俊郎 長岡技術科学大学, 環境建設系, 助手 (00272865)
高橋 清利 気象庁, 気象研究所, 主任研究員
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| キーワード | アジアモンスーン / 水文気象データ / フラックス観測データ / 大気の四次元客観解析 / ゾンデ観測 / 地球環境データの自動観測認識 / 地球環境データベース |
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| 研究概要 |
本特定研究の最終年度に対応して、アジア各国からのデ-タの最終的な収集、今後数年の使用に耐える計算機システム・データベースシステムの構築、利用しやすいように設計されたユーザインターフェースの構築、GAINデータセット及び、GAME-Tデータセット配布のためのCD-ROM作成などを行った。
まず、本特定研究は1998年にアジア各地で行われた水文・気象集中観測を基盤とした研究であるが、アジア各国の現業機関において観測されたデータは、政治・経済的な事情もあり、数年経た後でないと収集不可能なものも多い。本年度は、1998年からは3年ほど経過した後であるが、そのような時期に該当するため、東南アジア・東アジア各国の各現業観測機関を巡り、精力的に交渉及びデータ収集を行った。収集された気象・水文データは速やかに東京大学生産技術研究所と気象研等に設置されているデータベースシステムに容易に再利用が可能な形でデジタル化され収納された。
次に、これら観測・収集された水文・気象データは今後数年から可能ならば10年以上にわたり研究において利用されるとともに、インターネットを通じて世界に公開され続ける必要があり、そのため必要なCPUの増強、ストレージおよびバックアップの強化、ミラーリングの増強などを行った。インターネット公開の基盤であるホームページの更新及び増強も行った。
加えて、発展途上国を中心として、必ずしもインターネット環境が良いとはいえないため、データ内容を配布するためのCD-ROMを作成・発行した。本年はこれまでのGAME-Tibet Data CD-ROM(GAME CD-ROM Series No.1)と再解析データ(No.2)に加え、GAIN CD-ROM(Series No.3),GAME-T CD-ROM(No.4)を作成した。これらは海外の国際共同研究者に配られるとともに、来年度以降も本特定研究の成果物として、発展途上国の研究者・実務者を中心に配布が予定されている。
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