研究課題/領域番号 |
11203101
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研究種目 |
特定領域研究(B)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
湯田 利典 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (60092368)
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研究分担者 |
堀田 直己 宇都宮大学, 教育学部, 助教授 (60157039)
山本 嘉昭 甲南大学, 理学部, 教授 (70068112)
荒船 次郎 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (80013415)
大西 宗博 東京大学, 宇宙線研究所, 助手 (10260514)
村木 綏 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (70013430)
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キーワード | チベット / 羊八井高原 / 空気シャワー装置 / ガンマ線放射天体 / knee領域 / 太陽磁場変動 / 太陽フレア粒子 / 太陽活動期 |
研究概要 |
本研究領域では総括班を設定し、下記の計画研究を推進している。 研究項目 A 「高エネルギー宇宙線放射源」 計画研究 A01 10TeV領域ガンマ線放射天体の研究 計画研究 A02 Knee領域一次宇宙線の研究 研究項目 B 「太陽活動期の高エネルギー宇宙線」 計画研究 B01 高エネルギー宇宙線による太陽磁場変動の研究 計画研究 B02 太陽フレア中性子による粒子加速の研究 本年度は、チベット羊八井高原に稼働中の空気シャワー装置の増強と太陽中性子観測装置の調整作業を行った。実験の準備は、4月から開始し、装置の製作、調整、装置の中国への輸出手続きを行い、装置は7月下旬に横浜港から輸送した。装置は9月上旬に現地に到着、すぐに増強作業を開始して、11月末に全てが終了、観測を開始した。 これら一連の作業に対して、総括班は、全体的な研究方針の策定、及び各研究項目の研究内容の調整、中国側との作業日程の打合わせと調整、研究者の現地への派遣、及び共同研究のための中国人研究者の招聘を実施した。各計画は、総括班の指導のもとに、有機的に行われ、全てが予定通り進行した。
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