研究課題/領域番号 |
11207201
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
武田 廣 神戸大学, 理学部, 教授 (30126114)
|
研究分担者 |
岩崎 博行 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (40151724)
藏重 久弥 神戸大学, 自然科学研究科, 助教授 (20205181)
野崎 光昭 神戸大学, 自然科学研究科, 教授 (10156193)
石井 恒次 神戸大学, 自然科学研究科, 助手 (20322208)
竹下 徹 信州大学, 理学部, 助教授 (70154995)
|
キーワード | 素粒子物理 / 粒子測定技術 / 陽子陽子衝突型加速器 / アトラス実験 |
研究概要 |
1、大量生産設備 高エネルギー加速器研究機構に於て、ミューオントリガーチェンバー試験機製作を行い、大量生産時の効率・信頼性を重視して、製作の各工程について装置・治具及び作業手順の改良を行った。9月から、大量生産設備の立ち上げをおこない、パイロット・プロダクションで約100台の実機製作を行った。 また、これらの生産工程全体を把握・管理するためのデータベースを開発した。 2、ビームテスト 製作した試験機について、高エネルギー加速器研究機構・陽子シンクロトロンを用いてビームテストを行なった。テストした5台のチェンバー全て、リークカレントの非常に少ない安定した動作状況であり、検出効率・タイムジッター・チェンバーゲインについて設計通りの結果が得られ、生産工程の正しさが実証された。 3、検査設備 ガス・リーク試験、高電圧印加試験及び検出効率測定も含め、検査工程全体に渡る作業手順についての検討を行なった。
|