研究分担者 |
高橋 正明 東京大学, 気候システム研究センター, 教授 (70188051)
廣岡 俊彦 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (90253393)
余田 成男 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30167027)
神沢 博 国立環境研究所, 大気圏環境部大気物理研究室, 室長(研究職) (20150047)
塩谷 雅人 京都大学, 宙空電波科学研究センター, 教授 (50192604)
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研究概要 |
本研究は,特定領域研究(B)「成層圏力学過程とオゾンの変動およびその気候への影響」(略称「成層圏変動と気候」)の総括班であり,中層大気研究者の特にデータ解析・数値モデルによる研究を主体とする研究グループを編成して,「成層圏オゾンと大気大循環の変動に関する研究」,「大気微量成分の時空間変動を通して見た熱帯成層圏-対流圏結合」,「高分解能大気大循環モデルの開発と成層圏物質循環の研究」,「大規模大気波動に伴う物質輸送とその季節変動・年々変動」の4計画研究を総括することを目的としている.本年度は本特定領域研究の3年度目にあたる. 平成13年7月に総括班会議を開催し,平成13年度公開シンポジウムを平成14年2月18,19日に国立極地研究所で開催し,講演は公募することを決定した.さらに平成14年度に開催を予定している国際シンポジウムを福岡で平成14年11月に開催することを決定し,外国からの招待講演者は同じく11月に京都で開催予定のSPARC SSGの参加者を中心とすることを決定した.平成13年11月に「成層圏変動と気候」研究打ち合わせ会議を開催し,本特定領域が密接に関わっている国際的な研究計画SPARC関係の研究をレビューし,今後の研究のあり方,計画の進め方について議論した. 平成14年2月18,19日に公開シンポジウムを61名の参加のもとに開催し,活発な討論をおこなった.同時に総括班会議を開催し,国際シンポジウムの計画について議論した. 広報活動としては,平成13年8月にニュースレターNo.3を発刊し,本特定領域研究の各計画研究のこれまでの研究推進と成果の報告および後半の研究計画を公開した.11月に平成14年度国際シンポジウムのFirst Circularを作成し,ホームページ上で公開した.平成14年1月にニュースレターNo.4を発刊し,今年度の各計画研究の研究進展状況,13年度公開シンポジウムプログラム,14年度国際シンポジウムFirst Circularを公開した.
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