研究分担者 |
後藤 輝孝 新潟大学, 自然科学研究科, 教授 (60134053)
榊原 俊郎 東京大学, 物性研究所, 教授 (70162287)
青木 晴善 東北大学, 極低温科学センター, 教授 (60302246)
秋光 純 青山学院大学, 理工学部, 教授 (80013522)
世良 正文 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 教授 (40196978)
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研究概要 |
・本年度の研究計画策定 総括班では2000年5月の下旬に本年度の計画研究の進め方について打ち合わせる会合を持った。昨年と同様に重点的に選んだ物質について,純良試料を作成し,各研究グループによる総合的測定および理論研究との有機的連携を図ることを確認した。高温強磁性体Ca_<1-x>La_xB_6については,引き続き重点的な研究対象に据えることにした。 ・中間ヒアリング 9月に中間ヒアリングが行われた。この機会に,各班の成果をまとめる文書を作成した。その際,本領域によって新しく見いだされた強磁性物質CaB_2C_2も重点的に研究することを確認した。ヒアリングの評価がAとなったことで,今までの方針を継続して一層の展開を図ることにした。 ・公開研究会 計画研究以外の研究者にも公開する形の第2回の研究会を,2001年の1月に東北大学において行なった。公開研究会の参加者は100名以上,発表研究数は約90と多数であった。この研究会の講演要旨は,ニュースレターとして印刷し,各方面に配布した。さらに,研究発表をより詳しくまとめた英文報告を現在印刷中である。 ・国際会議の企画と準備 2001年度に開催する国際会議の概要を策定した。国外からの招待講演者として,著名な物理学者10余名の参加承諾を得た。経費を有効利用するために,できるだけインターネットを活用することにし,サーキュラーなどに郵便は用いないことにした。本領域のホームページにアクセスすると,必要な会議の情報が得られ,参加登録手続きができるように整備した。
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